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株式指標・投資信託・NISA
計算式と制度上の数字をまとめて確認する。
法令基準日:2026年4月1日株式指標は、株価を何と比べるかで選ぶ
PER = 株価 ÷ 1株当たり当期純利益(EPS)
PBR = 株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
配当利回り(%)= 1株当たり年間配当金 ÷ 株価 × 100
PERは利益、PBRは純資産に対する株価水準です。ROEは「当期純利益 ÷ 自己資本 × 100」、配当性向は「配当金総額 ÷ 当期純利益 × 100」。似た指標でも株価を使わないものがある点を切り分けます。
単位まで書いて式を選ぶ
- PER・PBRの答えは「倍」。同業他社や過去の水準と比較して使う。
- 配当利回り・ROE・配当性向の答えは「%」。
- PERの利益とPBRの純資産は、どちらも1株当たりへそろえる。
例題
株価1,200円、EPS120円、BPS800円、1株当たり年間配当金36円の企業について、PER・PBR・配当利回りを求めてください。
解答・考え方
PERは1,200÷120=10倍。PBRは1,200÷800=1.5倍。配当利回りは36÷1,200×100=3%です。指標ごとに分母が変わる点を確認します。
投資信託とNISAは、分散・費用・非課税枠を見る
投資信託は、多数の投資家から集めた資金を運用し、基準価額で持分を評価します。購入時手数料、運用中の信託報酬、換金時の信託財産留保額は、いつ負担する費用かを分けて覚えます。元本保証ではありません。
NISAは運用益が非課税です。年間投資枠はつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円で併用でき、非課税保有限度額は合計1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)です。非課税保有期間は無期限で、売却した簿価分の枠は翌年以降に再利用できます。
NISAの数字は「年間」と「生涯」を分ける
- その年の買付額が120万円・240万円の各年間枠内か確認する。
- 取得価額ベースの非課税保有限度額1,800万円も確認する。
- 売却時は時価ではなく簿価分が、翌年以降に総枠から再利用可能になる。
例題
NISAで取得価額200万円の商品を260万円で売却しました。翌年以降に再利用できる非課税保有限度額はいくらですか。また、その年の年間投資枠が直ちに200万円戻りますか。
解答・考え方
再利用できるのは売却時価260万円ではなく簿価200万円分です。復活は翌年以降であり、売却した年の年間投資枠が戻るわけではありません。