FP3級B. リスク管理10
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損害保険・地震保険・第三分野

補償対象と金額の判定問題を整理する。

法令基準日2026年4月1日

損害保険は、実際の損害額を上限に補う

100%
損傷した家と車が保険によって損害前の状態へ戻る図ピンチ操作、マウスホイール、またはズームボタンで拡大縮小できます。ズーム後はドラッグで移動でき、指を離すと移動速度に応じて慣性で滑らかに移動します。

損害を超えて利益を得ない実損填補が基本。

損害を超えて利益を得ない実損填補が基本。

損害保険の基本は実損填補です。保険金額が保険価額を上回る超過保険でも、実際の損害額を超えて受け取れるわけではありません。保険金額が保険価額を下回る一部保険では、契約条件により比例填補となる場合があります。

自動車保険は、自賠責保険が対人賠償の最低限を担い、任意保険が対人・対物・人身傷害・車両などを補います。自賠責には対物賠償がない、という組み替え問題に注意します。

事故の「誰に・何が」を分解する

  • 他人を死傷させた:自賠責保険と任意の対人賠償保険。
  • 他人の車・建物を壊した:任意の対物賠償保険。
  • 自分や同乗者が死傷した:人身傷害保険など。
  • 自分の車が壊れた:車両保険。
例題

運転を誤り、歩行者にけがをさせ、店舗の壁と自分の車も壊しました。自賠責保険だけで、3種類の損害すべてを補償できますか。

解答・考え方

できません。自賠責保険の対象は他人の生命・身体に対する損害です。店舗の壁は対物賠償、自分の車は車両保険の検討対象で、いずれも任意保険です。

地震保険と第三分野は、主契約と対象を確認する

100%
火災保険と地震保険の二重の盾で住宅を守り、医療保障を並べた図ピンチ操作、マウスホイール、またはズームボタンで拡大縮小できます。ズーム後はドラッグで移動でき、指を離すと移動速度に応じて慣性で滑らかに移動します。

地震保険は火災保険とセット、第三分野は人の病気や介護を対象にする。

地震保険は火災保険とセット、第三分野は人の病気や介護を対象にする。

地震保険は居住用建物・家財を対象に、火災保険とセットで契約します。保険金額は火災保険金額の30%〜50%の範囲で、限度額は建物5,000万円、家財1,000万円です。地震による火災は、通常の火災保険だけでは原則補償されません。

第三分野は、生命保険と損害保険の中間にある医療・がん・介護・傷害などの保険です。病気か、けがか、入院か診断か、定額給付か実損填補かを問題文から分けます。

地震保険金額は、割合と絶対上限の小さい方

  1. 建物と家財を別々に計算する。
  2. それぞれの火災保険金額に30%〜50%を掛ける。
  3. 建物5,000万円、家財1,000万円の上限と比較する。
例題

建物の火災保険金額が4,000万円、家財が2,000万円です。地震保険を上限まで設定すると、建物と家財はいくらですか。

解答・考え方

建物は4,000万円×50%=2,000万円で、絶対上限5,000万円以下なので2,000万円。家財は2,000万円×50%=1,000万円で、家財の絶対上限とも一致します。