FP3級A. ライフプランニングと資金計画10
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キャッシュフロー表と6つの係数

資金計画の計算問題を、式の選び方から整理する。

法令基準日2026年4月1日

キャッシュフロー表は、年末残高を順に送る

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就職から老後までの出来事と資金残高の推移を表した図ピンチ操作、マウスホイール、またはズームボタンで拡大縮小できます。ズーム後はドラッグで移動でき、指を離すと移動速度に応じて慣性で滑らかに移動します。

ライフイベントと毎年の収支を同じ時間軸で捉える。

ライフイベントと毎年の収支を同じ時間軸で捉える。

問題では、前年末の金融資産残高を翌年のスタートに置き、年間収支を加えて次の年へ送ります。収入と支出の増減率が指定されたら、基準年の金額をそのまま横に写さないことが重要です。

年間収支 = 年間収入 − 年間支出
年末残高 = 前年末残高 ×(1+運用率)+ 年間収支

将来額は「現在額 ×(1+変動率)経過年数」。万円未満四捨五入などの端数処理は、必ず設問の指示どおり最後に行います。

計算は4段階に分ける

  1. 基準年から何年後かを数える。基準年そのものを1年目にしない。
  2. 変動率のある収入・支出だけを将来価値へ直す。
  3. その年の収入から支出を引き、年間収支を求める。
  4. 前年末残高を運用してから年間収支を加え、設問指定の単位で丸める。
例題

現在300万円の生活費が毎年1%上昇します。2年後の生活費はいくらですか。前年末の金融資産が500万円、2年後の収入が600万円、運用率が1%なら、2年後末の残高はいくらですか。万円未満四捨五入とします。

解答・考え方

生活費は300万円×1.012=306.03万円なので306万円。年間収支は600万円−306万円=294万円です。年末残高は500万円×1.01+294万円=799万円となります。

6つの係数は、元手・目標・毎年の金額で選ぶ

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6種類の資金計算を一つの計算機につないだ図ピンチ操作、マウスホイール、またはズームボタンで拡大縮小できます。ズーム後はドラッグで移動でき、指を離すと移動速度に応じて慣性で滑らかに移動します。

何を求めるかを先に決めると、係数名を選びやすい。

何を求めるかを先に決めると、係数名を選びやすい。

一括資金の現在と将来を変換するのが終価係数・現価係数。毎年の積立額と将来の目標額を変換するのが年金終価係数・減債基金係数。元金と毎年の受取額を変換するのが資本回収係数・年金現価係数です。

  • 現在の元手から将来額 → 終価係数
  • 将来の目標額から現在必要額 → 現価係数
  • 毎年積み立てた場合の将来額 → 年金終価係数
  • 将来の目標額に必要な毎年積立額 → 減債基金係数
  • 現在の元金から毎年受取額 → 資本回収係数
  • 毎年の受取額から現在必要な元金 → 年金現価係数

問題文の主語とゴールを線で結ぶ

「手元の一括資金」「将来必要な一括資金」「毎年の積立」「毎年の受取」のどれが与えられ、どれを求めるかをメモします。逆向きの係数は、終価と現価、年金終価と減債基金、資本回収と年金現価の3組です。

例題

5年後に500万円を一括で用意したいとします。利率1%・5年の現価係数が0.9515のとき、現在いくら準備すればよいですか。万円未満四捨五入とします。

解答・考え方

将来の目標額から現在必要な一括資金を求めるので、使うのは現価係数です。500万円×0.9515=475.75万円、四捨五入して476万円です。